閑話休題

2002年11月20日
司馬遼太郎の小説によく出てくるフレーズ。司馬遼太郎は決して嫌いな作家さんではないが(「坂の上の雲」は好き)、読んでいて飽きがくる。長編が多いからなおさらだ。結局「翔ぶが如く」は読了していない。

今日はドラフト会議だった。何を隠そう、僕は小学4年生の時に西武球場でドカベン香川のツーベースを見て「人間やってやれないことはない」と感動して以来のホークスファン。香川を知っているのは既に25歳以上がギリギリのラインだろう。今のプロ野球では決して見られない体躯(おデブの部類だけど)だった。

では評論家ちっくに今年のホークスのドラフトを分析してみましょう。
採点すると、75点といったところでしょうか。和田、新垣の松坂世代即戦力投手が取れたのは、まずもって高得点。続く4位溝口、5位大野はどうでしょう。溝口はMAX147キロのストレート、しかも左腕。将来性と稀少価値は買いですが、昨年の神内や伸び悩み筆頭格の小椋など有望若手左腕が多い中、あえて上位で指名する意図が曖昧です。まぁ地元の好素材を他球団に持っていかれるのが口惜しい気持ちは理解できますが。

ただチームの現状を鑑みるに、小久保、松中といった現中軸の後釜が見当たらず、期待の吉本もパッとしない状態に最も危機感を感じて然るべきでしょう。これもよく聞く意見ですが、地元九州の有望スラッガー、吉村、山本の内の一人でも獲得に動くべきだったのでは?「最近ピッチャーばっかりじゃん。バッター取っても俊足・巧打タイプばっかだし。長距離砲って去年の北野くらいじゃない?」そうお嘆きのホークスファンも多いのでは。

5位の大野はしょうがないかなと思います。あと1巡指名順位が遅くても取れた気はしますが。城島と第2捕手との力の差を考えると、大野のような大型捕手に期待を抱いてしまいます。ただでさえ城島は怪我の多い選手なので、1年目から出番は結構あるかも。

6位森本、7位田中、8位稲嶺はよくわかりません、としか言えません。森本、稲嶺はノーチェックでしたし、田中もプロ入り後本格的に野手転向ですから未知数の部分が多すぎます。しかし3人ともやっぱり俊足・巧打。1、2番をそんなに育成してどうするんだろう、と素人ながら心配してしまいます。

おそらく来年は九州共立大の投手、馬原を獲りにいくのでしょう。これだけ毎年目玉投手を獲得しているのですから「張り子の投手王国」返上に向け、是非活躍してもらいたいものです。

やっぱり育成がわるいのかなぁ?


こんな話題だとすらすら書けるなぁ。驚きだ。ちなみに上記の文は何も見ずに書いております。そうです、オタクの域に片足突っ込んでいるのです。自慢にゃならんが。

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