レクチャー@会社説明会
2005年4月12日 お仕事本社で人事をやっている同期から、普段の仕事内容について就職活動中の学生に話して欲しいという要望を受けたのが今年の2月。その時は「あ〜、いいよ」と適当に答えておいたものの、いざ説明会で話す段になってみると、はて何を話せばいいのやら。
同期からは「仕事を通じて得られること」というテーマを与えられた。うーん、仕事で得られることかぁ・・・失ったものの方が多いかなぁ、プライドとか、羞恥心とか。
仕事で美味いものが食えるとか、ゴルフができるとか、テニスが上手くなるとか、そういうことではないよな、当然。夢も希望も持っている学生さんに対して悪いし、少なくとも今自分が働いている業界について変な先入観を持たれても困る。いろいろ想像しながらPPTを用意した。
学生さんは7人。説明会場には後ろの入り口から入ったので、その表情を窺うことはできなかったが、張り詰めた空気は歴然。普段の会議などではあり得ない緊張した雰囲気の中で、会社概要を説明している同期が軽く笑いを誘うものの不発。苦笑いする彼に続いて僕の出番となった。
地元国立大3名、他県国立大2名、薬科大1名、地元私大1名。みんな僕よりもお頭は良さそうだ。結局、営業の仕事としては、やっぱり人間関係が重要ってことで、そのことについて賢しげに話してしまったけど、どれだけ彼らの心に響いたかはわからない。彼らにとっては、ウチは何十もの会社の内のひとつでしかないし、あまり彼らから「熱意」のようなものが伝わってこなかったのだ。
男性4名、女性3名。どちらかというと女性の方が明るく、表情も豊か。男子学生は下を向いているようだし、質問も出ない。このような場に立ち会うのは初めてだが、せめて「御社に入りたいと思っています」という姿勢だけは見せてもらいたかったものだ。
10年以上前。僕は就職活動中、ひとつの原則だけは貫いた。
「何を話すのではなく、どう話すかだ」
親父は会社の役員で面接を行う場面もあったようで、僕にこのことを教えてくれた。目を逸らさず、胸を張って、堂々と話す、答える。それだけ。その原則は今も仕事に活きていると思う。
この就職難の時代、彼らには頑張ってもらいたい。一緒に仕事したいかと言われると、ちょっと疑問なんだけどね。
同期からは「仕事を通じて得られること」というテーマを与えられた。うーん、仕事で得られることかぁ・・・失ったものの方が多いかなぁ、プライドとか、羞恥心とか。
仕事で美味いものが食えるとか、ゴルフができるとか、テニスが上手くなるとか、そういうことではないよな、当然。夢も希望も持っている学生さんに対して悪いし、少なくとも今自分が働いている業界について変な先入観を持たれても困る。いろいろ想像しながらPPTを用意した。
学生さんは7人。説明会場には後ろの入り口から入ったので、その表情を窺うことはできなかったが、張り詰めた空気は歴然。普段の会議などではあり得ない緊張した雰囲気の中で、会社概要を説明している同期が軽く笑いを誘うものの不発。苦笑いする彼に続いて僕の出番となった。
地元国立大3名、他県国立大2名、薬科大1名、地元私大1名。みんな僕よりもお頭は良さそうだ。結局、営業の仕事としては、やっぱり人間関係が重要ってことで、そのことについて賢しげに話してしまったけど、どれだけ彼らの心に響いたかはわからない。彼らにとっては、ウチは何十もの会社の内のひとつでしかないし、あまり彼らから「熱意」のようなものが伝わってこなかったのだ。
男性4名、女性3名。どちらかというと女性の方が明るく、表情も豊か。男子学生は下を向いているようだし、質問も出ない。このような場に立ち会うのは初めてだが、せめて「御社に入りたいと思っています」という姿勢だけは見せてもらいたかったものだ。
10年以上前。僕は就職活動中、ひとつの原則だけは貫いた。
「何を話すのではなく、どう話すかだ」
親父は会社の役員で面接を行う場面もあったようで、僕にこのことを教えてくれた。目を逸らさず、胸を張って、堂々と話す、答える。それだけ。その原則は今も仕事に活きていると思う。
この就職難の時代、彼らには頑張ってもらいたい。一緒に仕事したいかと言われると、ちょっと疑問なんだけどね。
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