Squall at NAGOYA

2005年5月22日
雨は朝から降り続いていたし、時折本格的に降ることもあった。名古屋は、昨日とは打って変わって涼しげな様相を呈している。

お昼に彼女と合流。地下街で櫃まぶしをいただき、ホテルにチェックイン後に栄周辺で買い物をしようということに。スーツを着替え、街に出る。

僕は昔、この都市に住んでいた。もう25年以上も前になる。その後出張で何度か足を運んではいるものの、基本的に僕の抱く名古屋のイメージは、当時のままで止まっている。テレビ塔、緑が多く広い道路、東山動物園、地下鉄のアナウンス…。

しかし手羽先なんかは当時食べた記憶がない。あれだけ美味しかったら、きっと覚えているはずなのに。出張の際、何度か食べたが、あのスパイシーな味はクセになる。本日の晩御飯は「世界のやまちゃん」に随分前から決めていた。

栄の街から歩いて伏見周辺の店に向かう途中のことだった。しばらく小康状態だった空から、突然大粒の雨が落ちてきたかと思うと、またたく間にその数は爆発的に増えた。空気の密度の大半を雨粒が占めているかのように、一面を白色に変え、ものすごい音を立てて滝のように落ちてくる。まさにスコールだ。歩いていられない。屋根があるテナントビルの1階スペースで、しばらく雨宿り。100円ショップで買った折りたたみ傘など、へし折らんばかりの勢いだ。

翌日の万博会場でも夕方、からりと晴れていた空が一変してスコールが会場を叩いた。以前、台湾に営業所の若手で旅行した時にスコールを実感したものだが、まさか名古屋で体験するとは思わなかった。地球温暖化で、名古屋は亜熱帯気候になってしまったんでしょうか。「Day After Tomorrow」ですな。

ま、天気はどうあれ、手羽先は美味しかったです。手羽先は1羽の鶏からいくつ取れるのか、を考えた。羽の付け根だとすると、1羽につき2つ。僕らは12羽分の手羽先を堪能して、名古屋の夜は暮れていった。

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