桜島は燃えているか

2005年7月26日
鹿児島は暑い。宮城県と比較すること自体愚かではあるが、ソテツなど南国をイメージさせる亜熱帯気候の植生と相まって、一層暑さを実感する。

空港に迎えにきてもらった上司の車に乗り込んで、鹿児島市内に向かう。猛烈な日差しは遠慮なく車内にも降り注ぎ、少々の遮光ガラスはものともしない。エアコンは会話を遮るほどの音を立て続ける。

空港から高速に乗ってしばらくすると、下り坂になって視界が開けた。錦江湾に浮かんだ雄大な桜島が目に飛び込んでくる。
「あぁ、鹿児島にやって来たんだな」
否が応でも実感させられる。

桜島頂上付近にはうっすらと白い噴煙らしきものも見える。聞くとそれは火口周辺の温度が高いことに由来する雲とのことだが、それなりの雰囲気を味わえる。

いつまでいるかは分からないが、僕はしばらくこの地で生活することになる。この南の国はどんな日々を連れてきてくれるのだろうか。不安でもあり、楽しみでもある。

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