おそらく歴史や伝統という観点からすると、ものすごくディープな場所なのだろう。そこは神話の世界。天孫降臨神話に由来し、祭神は高千穂峰に降り立ったとされるニニギノミコト。霧島神宮には、確かにスピリチュアルな雰囲気が漂っている。

「君が代」に出てくる「さざれ石」がある。一円玉の裏側にデザインされた葉の原木がある。ご神木はめちゃめちゃでかい。バイクウェアに身を包み、一眼レフを抱えた僕は、目に付くもの片っ端からファインダーを向け続けた。苔むした竜頭、壮大な社殿、木漏れ日の参道・・・

僕は別に神道ではない(祖父が軍人だったので、祖母の葬式は神式だった)。しかし何か神聖で厳粛な空気が張り詰めていることは実感できる。初詣など行事があるときは相当混雑するそうだが、静かにゆっくりと浸りたい場所だ。決して一人で行ったことの負け惜しみではないので悪しからず。

ただ「シャッター押してもらえますか」と頼まれること3回。それも全てカップルとくれば、ちょっとひねくれたくもなりますが。

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