そろそろ日が暮れようかというPM6:00過ぎに、2日目の宿泊地「加田キャンプ場」に到着。入り口が狭く判りづらい。ともあれ100円という良心的な値段はありがたい。

川原のキャンプ場で、既に家族連れの大きなテントが並んでいる。大きな石が少ない場所を選んで設営をする。荷物が重いため、設営場所までダカールを横付けにした。途中、砂に足を取られてエンストするなど恥ずかしい思いをした。

が、本当の試練はこれからだった。設営後、明朝の苦労を考えて今のうちにバイクを整地された場所まで戻そうと思い、再度川原を進みだしたその時・・・

ズルズルと深い砂地に後輪を取られ、あえなくスタック。雪道と同じでゆっくりでも進み続けていれば、抜けられたのかもしれないが、正面から車がやってきたことで一旦停止してしまったのがいけなかった。

回せば回すほど小石を跳ね上げるばかりで、深みにはまっていく。エンジンは悲鳴とも聞こえる乾いた音を立て、焦げ臭さとともにマフラーからうっすらと白煙が立ち上る。ただでさえ重いBMWのバイク。以前立ちゴケした時は一人で起きれなかったほどだ。200kgを超える重量。エンジンを切って押していくのは不可能だ。

そこに救いの手が・・・
近くで同様にバイクでキャンプをしていた札幌の若者が駆けつけてくれた。バイクに跨って両足を着けた状態で、後ろから押してもらい徐々にクラッチを繋げて進み、ようやく脱出を果たした。

なんとか出られたものの、ダカールという名前に泥を塗ったようで申し訳なかった。パリダカでサハラ砂漠を駆け抜けるバイクが、高知県の川原で動けなくなるとは・・・

やっぱり腕なんだな〜。
精進します。

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