リル

仙台にいた時、
「リル行こ」
と言うと、カレー屋さんの「リトル・スプーン」に寄ることを意味した。仙台駅東口と泉中央にあったお店には、結構通い詰めた。

高校生の頃、COCO壱番屋（以下、ココ壱）に出会った。4辛まで試したが、それ以上は断念。美味しいというより、辛さへの挑戦との感が強い。

それに比べるとリトル・スプーン（以下、リル）のカレーは美味い。味があって、辛いだけではない、味の深みがあるように感じられる。さすがに「アブノーマル」は口の中がおかしくなったけど、「辛口」は十分美味い。

北海道発信のお店だけあって、スープカレーもラインナップしていることもプラス（僕以上に彼女がお気に入り）。
四国ツーリングで知り合った札幌出身の青年も、
「リトルスプーンのカレーは美味いっすよね。結構食いに行きますよ」
と首肯してくれた。食い物の意見が合うと、より親近感が湧くのはなぜだろう。

鹿児島にリルはない。ココ壱はあるので、たまに食べるがやはりいまひとつ・・・（ココ壱はイマイチ、とベタに流すところだった。危ない・・・）。
お金があれば、鹿児島でリルのフランチャイズ展開するのになぁ。