テレビで放映されていたのを、1年ぶりに観た。昨年、鹿児島赴任直後でホテル暮らしをしていた台風の夜に、初めてミッテで観た作品。
配役?仙石?え?僕はもっとどんくさい感じを想像していただけに、ちょっとかっこ良過ぎるんじゃねえか?と。
如月?セリフ棒読みじゃね?ま、雰囲気は出てたと思うけど・・・
渥美?佐藤浩市はやり過ぎでしょ?
ヨンファ?中井貴一は良かったっす。
ジョンヒ?行とのテレパシーのやり取りが描ききれていないのが残念でした。もっと冷徹かつ無敵ぶりを発揮して欲しかった。
宮津?くーもーりー、ガーラスの向こうは・・・っていうか、宮津は艦長だったのでは?副長にした必要は?しかもどう見ても海の男とは思えない弱々しさ・・・。ちょっと無理ありと思いました。
ま、そんな細かいことよりも、原作との極めて大きな差異が気になった。それは「アメリカ」というキーワードに集約される。
「GUSOH」の真贋、基地問題、CIAとの駆け引き・・・これら全てがすっ飛ばされている。デリケートな問題なのは理解できるが、あまりにも骨が抜かれ過ぎている。
自衛隊の協力がなければ完成しえない映画だから、あまり当局を刺激したくなかったんだろうねぇ。国のあり方を問う福井作品は、北朝鮮や防衛力の問題だけではなく、アメリカとの関係性も強く語っている。滑稽にも白刃の上で道化を演じる姿、すなわちアメリカの掌で踊る日本、それこそ真の語るべきテーマだったんじゃないかと思うわけです。
映画のいろんな意味での制約(時間、スポンサーなど)を実感させられた作品でした。
配役?仙石?え?僕はもっとどんくさい感じを想像していただけに、ちょっとかっこ良過ぎるんじゃねえか?と。
如月?セリフ棒読みじゃね?ま、雰囲気は出てたと思うけど・・・
渥美?佐藤浩市はやり過ぎでしょ?
ヨンファ?中井貴一は良かったっす。
ジョンヒ?行とのテレパシーのやり取りが描ききれていないのが残念でした。もっと冷徹かつ無敵ぶりを発揮して欲しかった。
宮津?くーもーりー、ガーラスの向こうは・・・っていうか、宮津は艦長だったのでは?副長にした必要は?しかもどう見ても海の男とは思えない弱々しさ・・・。ちょっと無理ありと思いました。
ま、そんな細かいことよりも、原作との極めて大きな差異が気になった。それは「アメリカ」というキーワードに集約される。
「GUSOH」の真贋、基地問題、CIAとの駆け引き・・・これら全てがすっ飛ばされている。デリケートな問題なのは理解できるが、あまりにも骨が抜かれ過ぎている。
自衛隊の協力がなければ完成しえない映画だから、あまり当局を刺激したくなかったんだろうねぇ。国のあり方を問う福井作品は、北朝鮮や防衛力の問題だけではなく、アメリカとの関係性も強く語っている。滑稽にも白刃の上で道化を演じる姿、すなわちアメリカの掌で踊る日本、それこそ真の語るべきテーマだったんじゃないかと思うわけです。
映画のいろんな意味での制約(時間、スポンサーなど)を実感させられた作品でした。
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