純芋

2007年1月19日 焼酎
05年の冬に購入して、少し口を付けてからしばらくの間、棚の奥で眠らせてしまっていた焼酎。それだけ次から次に焼酎を買っていたということになる。

34度の焼酎だから味が濃いことは容易に想像できた。ロックで一口含むと鋭角的に舌の上に刺さり、飲み込むと喉を焼くような熱さを感じる。

だから少し敬遠していたのかもしれない。久しぶりに飲んだ「純芋」は、第一印象からは少し違った感想を僕に抱かせた。

まず芋の香りが強い。まさに芋焼酎という香りが嗅覚をくすぐる。この焼酎を造っている国分酒造は、初めて「いも麹」を採用した「芋」を世に出した酒蔵だそうだ。イモイモ元祖なんだね。
当然、この「純芋」も黄金千貫、いも麹。半年熟成、無ろ過、無調整、無加水。芋が自己主張をこれでもか、と押し出してくる。

実際、決して柔らかくはない。だけど、芋のくさみや芳醇な香り、口中に広がる後味。本当に純粋な芋焼酎なんだな、と実感できる。もう全てを飲みきってしまったけれど、純朴で素直な芋焼酎として覚えておかなくちゃ。

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