南国ボーダー再び

2007年2月17日
今年もやってきました猪苗代。鹿児島から1500kmの距離をものともせず、年に一回しかない機会を満喫した。

今年は雪があるかどうかが心配だった。テレビの暖冬の光景には、象徴的に雪のないスキー場が映し出される。しかも南斜面の猪苗代、雪ねーんじゃね?という懸念が付きまとう。

運がいいのだろう。予想に反して前日に降った雪で、午前中のコンディションは最高と言っていいくらい。天気も良くて磐梯山が蒼天にそびえ立つ。桜島の男性的な姿も美しいけど、雪化粧を施した秀麗な磐梯山も美しい。条件が違い過ぎて、公平な比較にならんかな。

さぁ、滑ろう。南国ボーダーはレンタルボードに体重を預け、重力に身を任せる。1年のブランクはあっさり5分で埋まった。スピードが連れてくる疾走感、鹿児島では受けることがない清冽な冷気を伴った風、1枚の板を通して感じられる柔らかな雪の感触・・・

透き通る空気を、重なり合う想いを。僕は胸にいっぱい吸い込んで、谷側に体重を傾ける。おそらくスキー場にただ一人であろう鹿児島県人は、一気に滑り降りていく。

あ〜、気持ちいい〜

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