嗚呼、憧れの・・・

ハワイ航路ではない。ETCのお話。
ETC＝Electronic Toll Collection System

桜島PAで山口ナンバーのBMW　R1200の方に話しかけられた。やはり僕のダカール（通称イカデビル）の宮城ナンバーは、南国の地では奇異に映るようで、
「仙台から来たの！」
とびっくりされた。事情を説明すると「なぁんだ」ってことになるんだけど、ひとつの話のタネになるので面白い。バイク乗りは気になる単車を結構しげしげと観察しているものなのだ。

その山口のおじさんはしきりに時間を気にしていた。そう、ETCの通勤割引の適応を狙って、料金所通過の時間調整をしているのだ。おじさん曰く、
「ETC付けてから、ツーリングが変わったね」
とのこと。ETCカードも複数枚所有して、それを使い回すことにより、通勤割引などを有効に活用しているそうだ。何枚も持って割引を徹底的に利用する、というテクニックは「なるほど！」と膝を打ちたくなった。

後ほど合流したライムグリーンのZRX1100を駆る先輩も、早速ETCを付けていた。ショップで3万5千円ほどだったそうだ。う〜ん、微妙な金額だ。そうそう高速を使った遠乗りはしないものの、あったら便利であることは間違いない。特に今回のようなロングツーリングでは重宝するだろう。でもやっぱりまだ高いよね。

実は四つ足の愛車、イストくんにもETCは未装着。順番からすればこっちが先かな、とは思うけれど・・・

あぁ、悩ましいわ。