雨男襲名

怖い。僕はきっと雨男だ。そんな確信を抱くに至ったのは、今週末の台風4号。14日午前の便で東京に飛ぶ予定だったが、その時間鹿児島は台風進路の予想円のど真ん中。とうとう台風まで呼んじまった。

思い返せば、2年前の鹿児島赴任の日も台風14号が襲来。出社することなく、いきなりホテルで待機になった。ケチの付き初めは、この頃からかもしれない。

去年の重要な仕事の時も大雨。
その翌月の仕事でも、博多から招いた人が新幹線ストップのため鹿児島に来られず（結局、自分でやる羽目になった）。
テニス合宿の時も大雨。

今年になってその傾向が一層顕著になる。
テニスの試合に雨が降って、途中で中止。
ゴルフコンペは大雨で中止。
自分が企画した会は、演者が雷雨で空港に降りられなくて中止。
ホント狙ったように雨が降る。
いい加減にしろ！と叫びたいけど、誰に文句を言っていいのか分からない。

鹿児島の雨は、何もかもを叩きつけるかのように強烈で、僕らはその脅威に畏怖する。でも土砂崩れや河川の氾濫すら引き起こす強大な力に、不謹慎ながらも胸を躍らせている僕は、きっと雨男を襲名するに相応しいのかもしれない。

さあ、明日も、きっと、雨だ。