赤兎馬

2007年7月9日 焼酎
串木野の金山蔵でお買い上げの焼酎。試しに飲んでみようと思っていたら、一升瓶しか売っていない。結局、がっつり飲むことになってしまう自分。

赤兎馬、と聞くと三国志ファンは想像を膨らませるだろう。呂布が、関羽が駆った天下の名馬だ。一日千里を走り、傾国の美女ならぬ傾国の名馬として知られる。現代では、さしずめディープインパクトかしら?

そんな豪傑をイメージさせる名前が冠された焼酎だけに、力強く、他者を寄せ付けないような頑固な味を想像していた。が、違う。コクは確かにあるけど、飲み口は柔らかさすら感じる。棘はないと言っていい。むしろ滑らかに吸い込まれる。

ラベルには「喉を伝わる重厚な味わいは、南の大地を駆け抜ける、まさに薩州 赤兎馬と呼ぶにふさわしい逸品です」との記載。しかし、しかしだ。「赤兎馬」だよ。そう軽々しく名乗っちゃいけないよ。

もちろん美味しいですよ、この焼酎。曹操の陣中を突破して劉備の元に還った関羽の心意気を噛みしめながら飲むのもいいかも。中国の大草原を駆け抜けている気持ちに・・・なるかもしれない。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索