蛮酒の杯

2007年7月25日 焼酎
「秘蔵の酒」「甕貯蔵古酒」とラベルに書かれてある。それだけでも何かそそられるものがあるが、金具で蓋を留めるタイプの四合瓶も高級感が漂って美味しそうな雰囲気を醸し出している。

「蛮酒の杯」という名前から想像していたのは、芋の香りが強烈に漂う昔ながらの焼酎。髭を蓄えた豪放磊落な男たちが、杯を片手に原酒のままで飲んでいるような、そんなイメージだった。

彼女と味見をしてみる。思わず顔を見合わせてしまった。全くイメージからかけ離れた味だったからだ。

舌に乗せると、さらっと流れていく。後味も滑らか。5年熟成させた古酒とはこういうものなのかと、納得というより驚きだった。ここまで飲みやすい焼酎だとは全く思っていなかった。

ロックで杯を傾けると、確かに美味い。他県から訪れた人、特に女性にはおススメできるだろう。だけどちょっと名前に裏切られた気もしないでもない。

ま、値段もそこそこするしね。森伊蔵とか魔王が入手できない場合の代替品と言ったら失礼かな?

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