サンタクロースはロケットに乗って
クリスマスイブ。JALのクリスタル会員をゲットするため、ただ搭乗回数を稼ぐためだけに種子島に飛んだ。僕は今年2回目、彼女は初めての種子島だ。

あいにくの曇り空も、さすがに気温は高い。レンタカーを借りて、まずは鉄砲伝来の地、門倉岬を目指す。サトウキビ畑に囲まれた、信号が殆どない道をマーチが走る。

門倉岬もパンフレットに掲載されている観光名所。のはずなのに、そこには誰もいない・・・。ま、イブの日に鉄砲伝来について思いを巡らす人間は、そういないということでしょう。ただ断崖の岬に叩きつける波は高く、時代を切り開いた新兵器の威力を感じさせるに充分な力強さがあった。

次に種子島の一大観光地、ロケットの打ち上げ場に向かう。実は「宇宙科学技術館」にちらっと寄って、ちょうど干潮の「千座の岩屋」に行こうと考えていたくらい、あまり期待はしていなかったのだが・・・

ロケットのエンジンや人工衛星などを眺めていると、ものすごくテンションが上がってきた。「宇宙」というキーワードやメカニックに対して、やはり男の子的な憧憬があるのだろう。さっさと移動する予定が、バスで周る宇宙センターのツアーまで申し込むに至る。

宇宙科学技術館はやや冗長な感じもしたが、展示物が充実していて楽しめた。場内見学ツアーも発射台のすぐそばまで連れて行ってもらえて満足。特に案内役のJAXA(宇宙航空研究開発機構)職員のお姉さんの滑舌いいトークが素晴らしかった。

蒼い空と海が見られたらもっと良かったのかもしれないけど、種子島は結構楽しめました。美味しい焼酎もあるし、JAXAの月とサーファーの怪しいTシャツは、自分へのクリスマスプレゼントになりましたとさ。

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