種子島門倉岬から宇宙センターに向かう途中に「ドラメルタン号漂着の碑」がある。鉄砲伝来とは全く関係がないのだが、難破したイギリス船を救助した場所とのこと。ちなみに、その時乗組員を厚くもてなした御礼に貰い受けた鶏が、名物「インギー鶏」になっているらしい。へ〜、としか言いようがない。
漂着の碑はオートキャンプ場を併設した立派な公園の中にある。キャンプしていた人は誰もいなかったが・・・。ただそこは普通の公園ではなかった。忽然と、この南の島種子島にスキー場が存在していたのだ。
草スキー場とでも言うのだろうか。小山の一角に緑の人工芝が張り詰めてある。ここをダンボールなどをお尻に敷いて、一気に滑り落ちる趣旨のものらしい。
準備よく丈夫な段ボールも用意されている。やれってことだよな、こりゃ。嫁が見ているという見栄もあって、厚手の段ボールを手に、僕は小山の階段を一歩一歩登り始めた。
スキーやボードをやっている時にもしばしば感じることだが、下から見たら大したことがない斜面でも、上に立ってみると断崖絶壁に思えることがある。今回もそう。いざ段ボールの急造ソリに跨ると、むくむくと恐怖心が芽生えてきて、なかなか踏み出す足に力が入らない。
いざ進み始めてちょっと角度がついたところに進んだ時点でも、人工芝との摩擦係数が高いためかスピードはつかない。しかし体重73kgの身体と重力との共同作業で、徐々に加速度が上がってくる。当然、斜面の中盤から後半にかけては、段ボールが破れんばかりの勢いがついていた。
砂を巻き上げてゴール。あまり使われていないのか、ゴール地点には少し砂が溜まっているし、多少余裕をもって作られているにせよ、どんな素人が見ても「危険なのはここ!」と指摘可能な場所になっている。ま、無傷だったけど怪我人の1人や2人は簡単に製造できるだろう。
でも楽しい!危険なゴール地点も、スニーカーに砂が入り込んだ程度の被害で済んだ。「写真撮り損ねた」とのたまう彼女のリクエストに応える形で、再度滑走。怖いことは怖いけれど、初回に比べるとだいぶ心に余裕を持って臨んだことは言うまでもない。
この場所に草スキー場(ソリ場?)を造る神経は未だによく解からない。まあ、楽しかったからOKにしときますか。ガイドブックには載ってない、スリルスポットであることは保証します。
漂着の碑はオートキャンプ場を併設した立派な公園の中にある。キャンプしていた人は誰もいなかったが・・・。ただそこは普通の公園ではなかった。忽然と、この南の島種子島にスキー場が存在していたのだ。
草スキー場とでも言うのだろうか。小山の一角に緑の人工芝が張り詰めてある。ここをダンボールなどをお尻に敷いて、一気に滑り落ちる趣旨のものらしい。
準備よく丈夫な段ボールも用意されている。やれってことだよな、こりゃ。嫁が見ているという見栄もあって、厚手の段ボールを手に、僕は小山の階段を一歩一歩登り始めた。
スキーやボードをやっている時にもしばしば感じることだが、下から見たら大したことがない斜面でも、上に立ってみると断崖絶壁に思えることがある。今回もそう。いざ段ボールの急造ソリに跨ると、むくむくと恐怖心が芽生えてきて、なかなか踏み出す足に力が入らない。
いざ進み始めてちょっと角度がついたところに進んだ時点でも、人工芝との摩擦係数が高いためかスピードはつかない。しかし体重73kgの身体と重力との共同作業で、徐々に加速度が上がってくる。当然、斜面の中盤から後半にかけては、段ボールが破れんばかりの勢いがついていた。
砂を巻き上げてゴール。あまり使われていないのか、ゴール地点には少し砂が溜まっているし、多少余裕をもって作られているにせよ、どんな素人が見ても「危険なのはここ!」と指摘可能な場所になっている。ま、無傷だったけど怪我人の1人や2人は簡単に製造できるだろう。
でも楽しい!危険なゴール地点も、スニーカーに砂が入り込んだ程度の被害で済んだ。「写真撮り損ねた」とのたまう彼女のリクエストに応える形で、再度滑走。怖いことは怖いけれど、初回に比べるとだいぶ心に余裕を持って臨んだことは言うまでもない。
この場所に草スキー場(ソリ場?)を造る神経は未だによく解からない。まあ、楽しかったからOKにしときますか。ガイドブックには載ってない、スリルスポットであることは保証します。
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