阪神金本の2000本安打、新井の1000本安打、楽天田中まーくんの完封勝利、
ソフトバンク小久保の復活ホームランなど華々しい記録の影で、ソフトバンクの勝利投手が10年目の小椋であり、彼の初勝利であることはあまり報道されていない。

昔、東京ドームで小椋を見たことがある。序盤にダイエーホークスが大量リード。まだ若い小椋が点差をバックに登板して、スコンスコン打たれた上で降板。あげくの果てにチームはサヨナラ負けを食らったというストレスが溜まりまくった試合だった。

ちょっと調べてみたら2002年7月28日、先発は永井で小椋が2番手。3番手以降は岡本−渡辺−吉田−ペドラザ−星野−杉内。8人ピッチャーを使って、最終スコアは8−9。左腕の渡辺も渋くて好きだったなぁとか、おおペドラザかぁなどと懐かしく思い出すとともに、あの東京ドーム2階席で味わった苦い記憶すら甦った。

それ以来あまり小椋くんの名前を聞くこともなく、時代は移っていった。ダイエーはソフトバンクになり、僕は仙台にやってきた楽天イーグルスファンに鞍替えした。初勝利の報にも「小椋ってまだ引退していなかったんだ」と正直思いました。ごめんなさい。

でもとにかくおめでとう。その速球に磨きをかければ、遅咲きながらまだまだ十分にやっていける。これから厳しい場面で使われることも多くなると思うけど、気持ちで負けないように。

出来の悪い教え子(失礼!)が、国公立大学に合格したような気分。ま、教師になったことがないから、喩えようがないんだけどね。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索