ランボー 最後の戦場
2008年6月7日 映画
得意先の人の薦めもあり、観てきました。残虐なシーンが多いと聞いていたのでヨメには観せたくなかったのだが、結局一緒に行くと言ってきかず・・・やっぱり後で後悔したのでした。
ま、ケリを付けたかったのだけは理解できる。「怒りのアフガン」で一緒に戦って、エンドロールで賛辞まで捧げたゲリラたちは、今やアメリカの敵タリバンだった訳だし、ランボーも「俺ってなんだったのさ?」と呟きたくもなるだろう。今回、救出されて抱き合う男女を見つめるランボーのなんともいえない表情が、それを物語っているようにも思えた。
内容に関しては「だって、ランボーだから」の一言で片付けられる。救出作戦などは杜撰の極みと言っていい。だってプロの傭兵だったら逃走ルートの確保は常識だろうし、追っ手の足を止めておく、つまりトラックの空気を抜いとくぐらいはできるでしょ。ま、ランボーが機関砲を撃ちまくるシーンを演出するためには、そんな瑣末なシーンは無視されて然るべきなんだろうけどね。
彼の旅は終わった。穏やかなラストは、それまでのシーンと一転して美しい。そのギャップと現在の世界情勢とを考え合わせれば、なかなか考えさせられるけど、「人間ランボー」に共感することができなければ、中身の薄いスプラッタ映画になってしまうかも。
ま、ランボーですから。
ま、ケリを付けたかったのだけは理解できる。「怒りのアフガン」で一緒に戦って、エンドロールで賛辞まで捧げたゲリラたちは、今やアメリカの敵タリバンだった訳だし、ランボーも「俺ってなんだったのさ?」と呟きたくもなるだろう。今回、救出されて抱き合う男女を見つめるランボーのなんともいえない表情が、それを物語っているようにも思えた。
内容に関しては「だって、ランボーだから」の一言で片付けられる。救出作戦などは杜撰の極みと言っていい。だってプロの傭兵だったら逃走ルートの確保は常識だろうし、追っ手の足を止めておく、つまりトラックの空気を抜いとくぐらいはできるでしょ。ま、ランボーが機関砲を撃ちまくるシーンを演出するためには、そんな瑣末なシーンは無視されて然るべきなんだろうけどね。
彼の旅は終わった。穏やかなラストは、それまでのシーンと一転して美しい。そのギャップと現在の世界情勢とを考え合わせれば、なかなか考えさせられるけど、「人間ランボー」に共感することができなければ、中身の薄いスプラッタ映画になってしまうかも。
ま、ランボーですから。
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