百名城18城目。実際の訪問日は5月5日。
震災によって石垣が崩れ、遠巻きに写真を撮るだけになった。奥州における戊辰戦争緒戦の地、白河小峰城はつい最近戦争があったかのようだった。
あの震災から2年以上経過している。石垣の補修まで手が回らないのだろうが、崩落した大小様々な石が大地の強烈な揺れを物語る。小振りながら美しい櫓が健気に乗っている様が、一層切なさを増幅させる。訳がわからない使い道をするなら、ここにも復興予算を回せばいいのに。
西郷頼母率いる奥羽諸藩と、錦の御旗を掲げ新式銃で武装する新政府軍。彼我の戦力差は明らかで、白河という要所を落とすことにより、会津の喉元に刃が突き付けられる格好になった。
今回のツーリングでは、会津→二本松→白河と、戊辰戦争の戦跡を時間軸を遡るように回った。明治という新時代の産みの苦しみとして不可避の戦いだったのか、八重の桜ブームの中でしばし考える機会となった。
震災によって石垣が崩れ、遠巻きに写真を撮るだけになった。奥州における戊辰戦争緒戦の地、白河小峰城はつい最近戦争があったかのようだった。
あの震災から2年以上経過している。石垣の補修まで手が回らないのだろうが、崩落した大小様々な石が大地の強烈な揺れを物語る。小振りながら美しい櫓が健気に乗っている様が、一層切なさを増幅させる。訳がわからない使い道をするなら、ここにも復興予算を回せばいいのに。
西郷頼母率いる奥羽諸藩と、錦の御旗を掲げ新式銃で武装する新政府軍。彼我の戦力差は明らかで、白河という要所を落とすことにより、会津の喉元に刃が突き付けられる格好になった。
今回のツーリングでは、会津→二本松→白河と、戊辰戦争の戦跡を時間軸を遡るように回った。明治という新時代の産みの苦しみとして不可避の戦いだったのか、八重の桜ブームの中でしばし考える機会となった。
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